現生の哺乳類には、その科にたった1属1種だけが認められている動物がいます。
マダガスカルの夜の森を歩くアイアイ。海草を食べて浅い海を泳ぐジュゴン。卵を産むカモノハシ。そして、動物園でもなじみ深いコアラも、「一科一属一種」の仲間です。
ただし、一科一属一種であることと、絶滅の危機が高いことは同じではありません。深刻な危機にある種がいる一方で、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで低懸念(LC)と評価される種もいます。
分類学上の位置と現在の保全状況を重ねて見ると、珍しい哺乳類たちの姿だけでなく、彼らを支える森や川、海の環境も見えてきます。科に1種だけの動物たちを、保全状況ごとに訪ねてみましょう。
メンフクロウ職員動物園や水族館で出会える動物も登場します。展示で見た姿を思い浮かべながら、「野生ではどんな場所で、どのように暮らしているのだろう」と想像してみてください。



分類はAmerican Society of Mammalogistsが運営するMammal Diversity Database(MDD)v2.5を主な基準とし、保全状況はIUCNレッドリストの最新版を参照しています。MDD v2.5は2026年7月28日に公開されました。



分類や保全カテゴリーは、新しい研究や再評価によって将来変更される場合があります。



まずは、この記事で紹介する「一科一属一種」の定義について、簡単に確認しておきましょうね~


一科一属一種とは?分類学とその希少性をやさしく確認


生き物は「科・属・種」などのグループに整理されている
地球上には、名前が付けられているだけでも膨大な数の生き物がいます。それぞれを比べ、研究し、世界中で情報を共有するために使われる整理方法が、生物の分類です。
生き物は一般に、「界・門・綱・目・科・属・種」という階層に分けられます。図書館で本が大きな分野から小さな棚へ並べられるように、生き物にも大きなグループから小さなグループへ続く「住所」のような位置づけがあります。
たとえば私たちヒトは、次のように分類されます。
| 階層 | 日本語名 | ラテン語表記 |
|---|---|---|
| 界 | 動物界 | Animalia |
| 門 | 脊索動物門 | Chordata |
| 綱 | 哺乳綱 | Mammalia |
| 目 | 霊長目 | Primates |
| 科 | ヒト科 | Hominidae |
| 属 | ヒト属 | Homo |
| 種 | ヒト | Homo sapiens |
実際の分類には亜目や亜科など、さらに細かな階層もあります。しかし、生き物を見る入口としては、まず「科・属・種」がどのようなまとまりかを知っておけば十分です。
「一科一属一種」は、現生で科に1属1種だけが認められる状態
多くの科には複数の属が含まれ、一つの属にも複数の種が含まれることがあります。
一方で「一科一属一種」は、現生種に限ると、一つの科に一つの属、その属に一つの種だけが認められている状態です。
たとえばカモノハシは、次のように位置づけられます。
カモノハシ科→ カモノハシ属→ カモノハシ
現在生きているカモノハシ科の動物は、カモノハシ一種だけです。
ただし、これは「地球の歴史を通じて、その仲間が一種しか存在しなかった」という意味ではありません。例えば、ジュゴン科には、18世紀に絶滅したステラーカイギュウなど、かつて別の仲間が存在しました。
化石種を含めるかどうか、また、どの分類体系を採用するかによって、科や属の扱いが変わる場合もあります。一科一属一種だからといって、ほかの哺乳類との進化上のつながりがないわけでもありません。すべての生き物は、生命の長い歴史のどこかでほかの系統とつながっています。
分類学上の珍しさと、絶滅危惧度は別のもの
分類学は、生き物どうしの違いや関係を整理するための土台です。一方、IUCNレッドリストは、その種が現在どの程度の絶滅リスクに直面しているかを評価する仕組みです。
IUCNでは、CR・EN・VUの3カテゴリーをまとめて「threatened」、日本語では「絶滅が危惧される種」として扱います。
| IUCN区分 | 英語 | 状態 |
|---|---|---|
| CR | Critically Endangered | 野生での絶滅リスクが極めて高い |
| EN | Endangered | 野生での絶滅リスクが非常に高い |
| VU | Vulnerable | 野生での絶滅リスクが高い |
NT(Near Threatened)は、現時点ではCR・EN・VUに該当しないものの、その基準に近い、または近い将来に該当する可能性がある種です。LC(Least Concern)は、評価を受けたうえでCR・EN・VU・NTの基準に該当しなかった種を指します。
つまり、一科一属一種だから必ず絶滅危惧種になるわけではありません。反対に、多くの種を含む科に属していても、ある一種が深刻な危機に置かれることはあります。
分類の仕組みや、「単型科」と一科一属一種の違いをもう少し詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。




絶滅の危機にある「一科一属一種」の哺乳類たち


出典:iNaturalist – アイアイ Daubentonia madagascariensis(jujuwild)
ここからは、IUCNレッドリストの保全状況を手がかりに、一科一属一種の哺乳類を見ていきます。
最初に紹介するのは、CRまたはENと評価されている種です。CR・EN・VUはいずれも「絶滅が危惧される種」に含まれますが、ここでは特に高いリスクを抱える仲間を取り上げます。
CR:ヨウスコウカワイルカ|「生存」と「絶滅」の境界にいるイルカ


出典:WIKIMEDIA COMONS – File:Baiji-Lipotes-vexillifer.(Răzvan Popescu)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | ヨウスコウカワイルカ |
| 学名 | Lipotes vexillifer |
| 分類 | 鯨偶蹄目・ヨウスコウカワイルカ科・ヨウスコウカワイルカ属 |
| 分布 | 中国・長江中下流域に生息していた |
| IUCN | CR(Critically Endangered) |
ヨウスコウカワイルカは、かつて中国の長江に生息していた淡水性のイルカです。分類上は、ヨウスコウカワイルカ科・ヨウスコウカワイルカ属の唯一種として扱われています。
しかし、2006年に行われた大規模な調査では個体が確認されず、その後も確実な生存確認は得られていません。Mammal Diversity Databaseでは分類上の種として収録されながら、分布について「かつて中国の長江中下流域に生息し、おそらく絶滅した」と記されています。
長江は、流域に暮らす多くの人々を支える大きな川です。その一方で、漁業、船舶交通、河川開発、水質汚染、水中騒音など、イルカの暮らしに影響し得る環境変化が重なってきました。
ヨウスコウカワイルカの事例は、「絶滅した」と科学的に判断することの難しさも教えてくれます。姿が見つからないことと、地球上から完全に消えたことは同じではありません。科学者は、確認された事実と、まだ確かめられていないことを分けながら慎重に記録します。



そのため、ここでは現在も生存が確認されている哺乳類とは別枠の存在として紹介します。
EN:アイアイ|マダガスカルの夜の森に残る霊長類


出典:iNaturalist – アイアイ Daubentonia madagascariensis(pfaucher)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | アイアイ |
| 学名 | Daubentonia madagascariensis |
| 分類 | 霊長目・アイアイ科・アイアイ属 |
| 分布 | マダガスカル |
| IUCN | EN(Endangered) |
大きな耳、伸び続ける門歯、そして細長い指。アイアイは、一度見るとなかなか忘れられない姿をした、マダガスカル固有の夜行性霊長類です。
特に目を引くのが、細く伸びた中指でしょう。アイアイは木の表面をすばやくたたき、返ってくる音を手がかりに、木の内部に昆虫の幼虫などがいる場所を探します。見つけると門歯で木を削り、細長く動きのよい指を穴へ差し込んで食物を取り出します。この採食法は「タップ・フォージング」と呼ばれ、アイアイの暮らしを象徴する行動です。


出典:iNaturalist – アイアイ Daubentonia madagascariensis(thebughugger)
アイアイが暮らすマダガスカルでは、森林の減少や分断が進み、生息環境への影響が懸念されています。地域によっては、農作物との関係や文化的背景から殺されることもあります。
アイアイを守るためには、森林だけを残せばよいわけではありません。そこに暮らす人々の生活、地域の文化、森林の利用のあり方を、長い時間をかけて一緒に考える必要があります。


高い絶滅リスクに直面する一科一属一種の哺乳類(VU)


VU(Vulnerable)は、IUCNの基準で、野生で高い絶滅リスクに直面していると評価されたカテゴリーです。
ジュゴン、コアラ、ラプラタカワイルカはいずれもVUですが、海草藻場、森林、沿岸・河口域と、生きる場所は大きく異なります。危機の理由も一つではありません。
ジュゴン|海草藻場とともに生きる大型哺乳類


出典:iNaturalist – ジュゴン Dugong dugon(wildlobster)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | ジュゴン |
| 学名 | Dugong dugon |
| 分類 | 海牛目・ジュゴン科・ジュゴン属 |
| 分布 | インド洋から西太平洋の熱帯・亜熱帯沿岸 |
| IUCN | VU(Vulnerable) |
ジュゴンは、海底に広がる海草を食べて暮らす大型の海生哺乳類です。現生のジュゴン科では、ジュゴン属のジュゴン一種だけが認められています。
ただし、地球の歴史をさかのぼれば、ジュゴン科には別の仲間もいました。18世紀に絶滅したステラーカイギュウも、ジュゴン科の一員です。


出典:iNaturalist – ジュゴン Dugong dugon(martin_the_mako_kostal)
ジュゴンの生活に欠かせないのが、海草藻場です。海草は海底に根を張って育つ種子植物で、ジュゴンの食物になるだけでなく、魚類や無脊椎動物が身を隠したり、育ったりする場にもなります。
IUCNの世界評価では、ジュゴンはVUです。漁具による混獲、生息地の減少や劣化、沿岸開発、汚染などが保全上の課題とされています。CMSでも、混獲、海草藻場の劣化、気候変動などが脅威として整理されています。
ジュゴン一頭だけを見るのではなく、その下に広がる海草藻場まで目を向けると、保全の意味が少し違って見えてきます。ジュゴンを守ることは、沿岸の豊かな海の環境を守ることにもつながります。
コアラ|誰もが知る動物にも「科に1種だけ」がある


出典:iNaturalist – コアラ Phascolarctos cinereus(xavierpiron)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | コアラ |
| 学名 | Phascolarctos cinereus |
| 分類 | 双前歯目・コアラ科・コアラ属 |
| 分布 | オーストラリア東部・南東部など |
| IUCN | VU(Vulnerable) |
動物園や写真でおなじみのコアラも、一科一属一種の哺乳類です。現生のコアラ科・コアラ属には、コアラ一種だけが認められています。
コアラはユーカリを中心とする樹木の葉を食べ、長い時間を木の上で過ごします。しかし、その暮らしは、森林が連続して存在することと深く結びついています。


出典:iNaturalist – コアラ Phascolarctos cinereus(toohey-forest-wildlife)
森林の伐採や分断が進むと、コアラは別の林へ移動するために地上へ下りる機会が増えます。その結果、道路や住宅地など、人の生活圏と接する場面も増えてしまいます。
オーストラリア政府は、気候変動に伴う干ばつ・高温・山火事、生息地の減少、病気などを重要な脅威として挙げています。クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、首都特別地域の個体群は、オーストラリア国内法ではEndangeredとして扱われています。世界全体を対象とするIUCN評価と、国内・地域ごとの評価は分けて考える必要があります。
世界的に有名な動物だからといって、野生でも数が多いとは限りません。知名度と保全状況も、別のものです。
ラプラタカワイルカ|沿岸の暮らしと漁業が重なる場所で



生きている姿の良い写真がなかなかないので、参考イラストを作成しました👇️


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | ラプラタカワイルカ |
| 学名 | Pontoporia blainvillei |
| 分類 | 鯨偶蹄目・ラプラタカワイルカ科・ラプラタカワイルカ属 |
| 分布 | ブラジル南東部からウルグアイ、アルゼンチン北部の大西洋沿岸 |
| IUCN | VU(Vulnerable) |
ラプラタカワイルカは、南米の浅い沿岸域、河口、汽水域で暮らす小型のハクジラです。
名前に「カワイルカ」とありますが、一生を大河の淡水域だけで過ごす動物ではありません。沿岸の海と河口がつながる、水の境界に近い場所を生活の場としています。
このイルカを守るうえで、特に重要なのが漁業との関係です。ラプラタカワイルカが利用する浅い沿岸域は、人にとっても大切な漁場です。そのため、刺し網などに誤ってかかる混獲が、長く大きな課題となってきました。
「人か、イルカか」という単純な問題ではありません。海から食料を得る人々の暮らしと、同じ沿岸で生きる野生動物。その両方を長く続けられる方法を探すことが、沿岸の保全では欠かせません。
ほかにVUと評価される一科一属一種


出典:iNaturalist – Odobenus rosmarus ssp. rosmarus(guillaumecalcagni)


出典:iNaturalist – マッコウクジラ Physeter macrocephalus(jiratchaya37)


出典:iNaturalist – ミミナガバンディクート Macrotis lagotis(jamesbennettwild)
| 和名 | 学名 | 主な分布 | 覚えておきたいポイント |
|---|---|---|---|
| セイウチ | Odobenus rosmarus | 北極海周辺 | セイウチ科の現生唯一種。海氷や沿岸の休息場所を利用する |
| マッコウクジラ | Physeter macrocephalus | 世界各地の外洋・深海 | マッコウクジラ科の現生唯一種。漁具、船舶、海洋ごみ、海中騒音などが課題 |
| ミミナガバンディクート | Macrotis lagotis | オーストラリア内陸部 | ミミナガバンディクート科の現生唯一種。外来捕食者や生息環境の変化が課題 |
セイウチでは海氷の減少、マッコウクジラでは船舶との衝突・漁具への絡まり・海洋ごみ・海中騒音など、同じVUでも直面する問題は異なります。保全状況を知るときは、カテゴリー名だけでなく、それぞれの動物が暮らす場所にも目を向けることが大切です。


準絶滅危惧(NT)の「一科一属一種」|危機を遠ざけるために


NT(Near Threatened)は、現時点ではCR・EN・VUには該当しないものの、その基準に近い、または近い将来に絶滅危惧カテゴリーへ入る可能性がある種に用いられる評価です。
まだ絶滅危惧種ではないからこそ、状況がさらに悪化する前に目を向ける意味があります。また、このカテゴリーには、長い保全活動によって評価が改善した種も含まれます。
カモノハシ|奇妙な姿だけではない、水辺に生きる哺乳類


出典:iNaturalist – カモノハシ Ornithorhynchus anatinus(richie_south)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | カモノハシ |
| 学名 | Ornithorhynchus anatinus |
| 分類 | 単孔目・カモノハシ科・カモノハシ属 |
| 分布 | オーストラリア東部、タスマニア島など |
| IUCN | NT(Near Threatened) |
カモのようなくちばし、水かきのある足、平たい尾。そして、哺乳類でありながら卵を産むことでも知られるカモノハシは、生き物の不思議をそのまま形にしたような動物です。
幅広いくちばしには、水中の獲物が生み出す微弱な電気を感知する電気受容器があります。潜水すると目・耳・鼻孔を閉じ、主にくちばしから得る情報を頼りに水底を探ります。オスの後肢には毒をもつ蹴爪もあります。
しかし、カモノハシの暮らしを支えているのは、体の珍しい仕組みだけではありません。川、水辺の土手、巣穴を掘れる岸辺、餌となる水生無脊椎動物がそろって、初めて生活が成り立ちます。
IUCNは、干ばつや取水による河川流量の減少、洪水、河岸の劣化、汚染、漁具などを、カモノハシへの脅威として挙げています。
不思議な動物として眺めたあとに、その足元を流れる川にも目を向けると、カモノハシの世界はさらに広がります。
ブタバナコウモリ|洞窟と周辺の森を必要とする小さなコウモリ


出典:iNaturalist – キティブタバナコウモリ Craseonycteris thonglongyai(ian_dugdale)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | ブタバナコウモリ(キティブタバナコウモリ) |
| 学名 | Craseonycteris thonglongyai |
| 分類 | コウモリ目・ブタバナコウモリ科・ブタバナコウモリ属 |
| 分布 | タイ西部、ミャンマー |
| IUCN | NT(Near Threatened) |
ブタバナコウモリは、世界最小級の哺乳類として知られる小さなコウモリです。名前の由来になった、ブタの鼻を思わせる鼻先も特徴です。
日中は石灰岩の洞窟を休息場所として使い、活動する時間になると外へ出て、小さな昆虫を捕らえます。そのため、守るべき場所は洞窟だけではありません。静かに休める洞窟と、食物を得られる周辺の森林、その両方がつながっている必要があります。
体が小さくても、わずかな空間だけで暮らせるわけではありません。小さなコウモリにも、休息場所、餌場、移動経路を含む一つの景色が必要です。
フクロアリクイ|保全活動によって評価が改善した有袋類


出典:iNaturalist – フクロアリクイ Myrmecobius fasciatus(julianteh)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | フクロアリクイ |
| 学名 | Myrmecobius fasciatus |
| 分類 | フクロアリクイ目・フクロアリクイ科・フクロアリクイ属 |
| 分布 | オーストラリア南西部を中心とする限られた地域 |
| IUCN | NT(Near Threatened) |
フクロアリクイは、背中の白い縞模様と、長い舌でシロアリを食べることで知られるオーストラリア固有の有袋類です。有袋類のなかでは珍しく、主に昼間に活動します。
かつてはオーストラリア南部に広く分布していましたが、外来のネコやアカギツネなどによる捕食、生息地の変化によって大きく数を減らしました。
その後、外来捕食者の管理、捕食者を防ぐフェンス、飼育下繁殖、再導入などの取り組みが長期にわたって続けられました。IUCNは2026年7月、フクロアリクイの評価をENからNTへ変更し、現在の推定個体数を2,000〜3,000頭としています。
これは心強い知らせです。しかし、現在の分布域はかつての約0.04%にとどまり、ネコやキツネへの対策を続ける必要があります。IUCNの発表も、評価の改善が保全活動の終わりを意味しないことを示しています。



人の活動が生息環境を脅かした歴史はあります。しかし、地道で長い保全活動が状況を改善できることも、フクロアリクイからわかります。



できることはしたいですよね!


低懸念(LC)でも、代わりのない一科一属一種の哺乳類


出典:iNaturalist – ツチブタ Orycteropus afer(justin_p)
LC(Least Concern)は、IUCNの評価でCR・EN・VU・NTに該当しなかった種です。
ただし、LCは「何の心配もない」「将来も安全」という意味ではありません。地域によっては生息地の変化や個体数の減少が起きている場合もあります。また、生態そのものが十分に調べられていない種もいます。
ツチブタ|現生では「一目一科一属一種」の夜行性哺乳類


出典:iNaturalist – ツチブタ Orycteropus afer(kfinn)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | ツチブタ |
| 学名 | Orycteropus afer |
| 分類 | 管歯目・ツチブタ科・ツチブタ属 |
| 分布 | サハラ以南のアフリカ |
| IUCN | LC(Least Concern) |
ツチブタは、今回紹介する哺乳類のなかでも、分類上とくに目を引く存在です。
現生では、管歯目、ツチブタ科、ツチブタ属、ツチブタ一種だけが知られています。つまり、目の段階から現生の代表が一種だけです。
夜になると、強い前肢と爪で地面を掘り、アリやシロアリを長い舌で食べます。歯も独特で、細い管状の象牙質が集まった構造をもちます。「管歯目」という名前は、この歯の特徴に由来します。
また、ツチブタが掘った巣穴は、地域によってほかの動物にも利用されます。一種の動物が土を掘る行動が、別の生き物の隠れ場所を生み出すことがあるのです。分類表の上では細い一本の枝に見えても、生態系のなかでは多くの生き物と結びついています。
ラオスイワネズミ|化石記録で知られていた系統とつながる現生種


出典:iNaturalist – ラオスイワネズミ Laonastes aenigmamus(roylesafaris)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | ラオスイワネズミ |
| 学名 | Laonastes aenigmamus |
| 分類 | 齧歯目・ディアトミス科・ラオスイワネズミ属 |
| 分布 | ラオス中部、ベトナム中部 |
| IUCN | LC(Least Concern) |
ラオスイワネズミは、ラオス中部からベトナム中部にかけての石灰岩地帯に暮らす、ずんぐりした体型の小型齧歯類です。
2005年に新しい哺乳類として記載された当初は、新しい科を設けるほど独特な齧歯類だと考えられました。ところが翌年、化石との詳しい比較によって、長く化石記録でのみ知られていたディアトミス科の現生代表であることが示されました。
化石記録から長い空白を挟んで現生種が見つかる現象は、「ラザロ効果」の例として紹介されます。ラオスイワネズミは、新種が発見されたこと自体だけでなく、化石と現代の生き物が思いがけない形で結びついた例としても注目されました。
分類は完成した名簿ではありません。新しい標本、DNA、化石、観察記録が加わるたびに、生命の歴史を見る景色も少しずつ変わります。
マクシナウロコオリス|名前は知られていても、暮らしがまだ見えにくい哺乳類



良い写真が見つからなかったので、参考イラストを作成しています。👇️


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | マクシナウロコオリス |
| 学名 | Zenkerella insignis |
| 分類 | 齧歯目・ウロコオリス科・ウロコオリス属 |
| 分布 | 中央アフリカ |
| IUCN | LC(Least Concern) |
マクシナウロコオリスは、「名前が付いていること」と「その生き物をよく知っていること」は別だと気づかせてくれる哺乳類です。
中央アフリカの森林に暮らす小型齧歯類ですが、その行動や暮らしについては、長い間ほとんど直接観察されてきませんでした。2017年に発表された論文では、マクシナウロコオリスは世界でもっとも研究が進んでいない哺乳類の一つとされ、それ以前には生きた個体の行動や外見について、公表された直接観察記録がなかったと報告されています。
現代は衛星から地球を観測し、DNAを高速で読み取れる時代です。それでも森のなかには、「そこにいることは知っているのに、何をして暮らしているのか十分にはわからない」生き物が残されています。
絶滅危惧種を守ることに加えて、まだよく知られていない種を観察し、記録することも、保全の大切な出発点です。
ほかにもいる低懸念の一科一属一種
| 和名 | 学名 | 主な分布 | 覚えておきたい特徴 |
|---|---|---|---|
| プロングホーン | Antilocapra americana | 北アメリカ西部 | 高速で長距離を走ることに優れ、独特な角をもつ |
| ヤマビーバー | Aplodontia rufa | 北アメリカ西部 | ビーバーの名をもつが、ビーバー科とは別系統の齧歯類 |
| コセミクジラ | Caperea marginata | 南半球の温帯海域 | 小型のヒゲクジラ。科の扱いには分類体系による違いがある |
| パカラナ | Dinomys branickii | 南米北西部からアンデス周辺 | 大型で夜行性の齧歯類 |
| ニオイネズミカンガルー | Hypsiprymnodon moschatus | オーストラリア北東部 | 熱帯林に暮らす小型の有袋類 |
| キノボリジャコウネコ | Nandinia binotata | サハラ以南のアフリカ | 夜行性で、樹上を利用する食肉類 |
| イワバネズミ(アフリカイワネズミ) | Petromus typicus | ナミビア、南アフリカなど | 岩場の割れ目を利用して暮らす齧歯類 |
| ハネオツパイ | Ptilocercus lowii | 東南アジア | 羽のような毛が並んだ尾をもつ夜行性ツパイ |
| フクロミツスイ | Tarsipes rostratus | 西オーストラリア南西部 | 花蜜や花粉を利用し、植物の送粉にも関わる有袋類 |
これらはいずれも、現時点のMDDでは各科の現生唯一種として扱われ、IUCNではLCと評価されています。


出典:iNaturalist – プロングホーン Antilocapra americana(ossifrage94)


出典:iNaturalist – ヤマビーバー Aplodontia rufa(seabeck)


出典:WIKIMEDIA COMMONS – File:Pygmy right whale.png(Dedden et al.)


出典:iNaturalist – パカラナ Dinomys branickii(juancarlospp)


出典:iNaturalist – ニオイネズミカンガルー Hypsiprymnodon moschatus(dominicchaplin)


出典:iNaturalist – キノボリジャコウネコ Nandinia binotata(sanghalodge)


出典:アフリカイワネズミ Petromus typicus(leithallb)


出典:iNaturalist – ハネオツパイ Ptilocercus lowii(shelly3)


出典:iNaturalist – フクロミツスイ Tarsipes rostratus(happy4077)
ただし、コセミクジラの科の扱いには分類体系による違いがあります。MDD v2.5では、コセミクジラはセミクジラモドキ科ではなく、セトテリウム科 Cetotheriidae のネオバレニナ亜科 Neobalaeninae に置かれます。一方で、コセミクジラだけを独立した科 Neobalaenidae とする体系も使われています。MDDも、従来は後者に置かれることが多かった一方、近年の古生物学的研究から Cetotheriidae に含める見方を示しています。


科に1種だけでも、未来は一つではない


レッドリストは、絶滅の一覧ではなく変化を記録する仕組み
一科一属一種の哺乳類を保全状況ごとに並べてみると、それぞれがまったく異なる場所で、異なる課題に直面していることがわかります。
ヨウスコウカワイルカは、今も生存しているのかを確かめることさえ難しい状況です。アイアイはEN、ジュゴン・コアラ・ラプラタカワイルカなどはVU、カモノハシとブタバナコウモリはNTに位置づけられています。
一方、ツチブタ、ラオスイワネズミ、プロングホーンなどはLCです。そしてフクロアリクイは、長い保全活動を経て、2026年にENからNTへ評価が改善しました。
IUCNレッドリストは、動物が絶滅へ向かう順番を並べた表ではありません。新しい調査、個体数の変化、生息地の状態、保全活動の成果などをもとに、その時点での絶滅リスクを評価し続ける仕組みです。
状況は悪い方向へ変わることもあります。しかし、長い努力によって危機から少し遠ざかることもあります。
珍しい生き物を知ることは、自然を見る目を育てる
一科一属一種の哺乳類は、分類学上とても目を引く存在です。しかし、彼らの面白さは「珍しい」という一言だけでは表せません。
夜の森を指先で探るアイアイ。海草の茂る浅瀬を泳ぐジュゴン。川底の小さな電気を感じ取るカモノハシ。化石記録で知られていた系統とつながったラオスイワネズミ。今も暮らしの多くがわかっていないウロコオリス。
それぞれの姿には、それぞれの環境で生きてきた長い歴史があります。
分類学は、生き物どうしの違いや関係を整理するための土台となり、レッドリストは、その種が今どの程度の絶滅リスクに直面しているかを教えてくれます。二つを一緒に見ることで、「珍しい動物がいる」という知識から一歩進み、その動物が今どのような世界で生きているのかにも目を向けられるようになります。
遠い国の哺乳類について知ったあと、近所の公園や川辺を歩いてみるのもよいかもしれません。そこにも名前があり、暮らしがあり、ほかの生き物との関係があります。ひとつの生き物をじっくり眺めることから、生命の大きなつながりは少しずつ見えてきます。






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参考・引用文献
全体で使う基準資料
- Mammal Diversity Database ‐ About MDD(2026年)
- Mammal Diversity Database ‐ Search Database(2026年)
- IUCN ‐ The IUCN Red List of Threatened Species(2026年7月)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ The IUCN Red List of Threatened Species(2024年11月)
- IUCN ‐ IUCN Red List Categories and Criteria: Version 3.1, Second edition(2012年)
- IUCN ‐ IUCN Red List Categories and Criteria: Version 3.1(2001年)
- 環境省 ‐ レッドリスト・レッドデータブック(2020年以降随時更新)
- 環境省 ‐ ジュゴンと藻場保全に関する情報(随時更新)
一科一属一種とは?分類学とその希少性をやさしく確認
- Mammal Diversity Database ‐ About MDD(2026年)
- International Commission on Zoological Nomenclature ‐ International Code of Zoological Nomenclature, Fourth Edition(1999年)
- American Society of Mammalogists ‐ Mammal Diversity Database, Taxonomy Table(2026年)
- ECO LIFE PLANET ‐ 【一科一属一種:分類学編】単型科との違いは?6分類群・現生175種から学ぶ分類(2026年1月)
絶滅の危機にある「一科一属一種」の哺乳類たち
ヨウスコウカワイルカ
- Mammal Diversity Database ‐ Lipotes vexillifer – Baiji(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Lipotes vexillifer
- International Union for Conservation of Nature ‐ The IUCN Red List of Threatened Species(2026年7月)
- Baiji.org Foundation ‐ Baiji: The Yangtze River Dolphin
- Turvey, S. T. et al. ‐ First human-caused vertebrate extinction of the 21st century?(2007年8月)
アイアイ
- Mammal Diversity Database ‐ Daubentonia madagascariensis – Aye-aye(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Daubentonia madagascariensis
- Duke Lemur Center ‐ Aye-aye (Daubentonia madagascariensis)
- Sterling, E. J. ‐ Aye-ayes: Specialists on Structurally Defended Resources(1993年)
ジュゴン
- Mammal Diversity Database ‐ Dugong dugon – Dugong(2026年)。
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Dugong dugon
- Convention on the Conservation of Migratory Species of Wild Animals ‐ Dugong (Dugong dugon)
- UNEP Convention on Migratory Species ‐ Dugong and Seagrass Conservation Project
- Marsh, H. et al. ‐ Dugong: Status Reports and Action Plans for Countries and Territories(2011年)
- 環境省 ‐ ジュゴンと藻場保全に関する情報(随時更新)
コアラ
- Mammal Diversity Database ‐ Phascolarctos cinereus – Koala(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Phascolarctos cinereus
- Australian Government, Department of Climate Change, Energy, the Environment and Water ‐ National Recovery Plan for the Koala(2022年)
- Australian Koala Foundation ‐ Koala Facts
ラプラタカワイルカ
- Mammal Diversity Database ‐ Pontoporia blainvillei – Franciscana Dolphin(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Pontoporia blainvillei
- IUCN SSC Cetacean Specialist Group ‐ Red List Status of Cetaceans
- National Marine Mammal Foundation ‐ Franciscana Dolphin
- [Zerbini, A. N. et al. ‐ Franciscana dolphin (Pontoporia blainvillei) conservation management strategy]
VUのミニ図鑑
セイウチ
- Mammal Diversity Database ‐ Odobenus rosmarus – Walrus(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Odobenus rosmarus(最新版)
- NOAA Fisheries ‐ Walrus(随時更新)
マッコウクジラ
- Mammal Diversity Database ‐ Physeter macrocephalus – Sperm Whale(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Physeter macrocephalus
- NOAA Fisheries ‐ Sperm Whale
ミミナガバンディクート
- Mammal Diversity Database ‐ Macrotis lagotis – Greater Bilby(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Macrotis lagotis
- Australian Government, Department of Climate Change, Energy, the Environment and Water ‐ Greater Bilby (Macrotis lagotis)
準絶滅危惧(NT)の「一科一属一種」|危機を遠ざけるために
カモノハシ
- Mammal Diversity Database ‐ Ornithorhynchus anatinus – Platypus(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Ornithorhynchus anatinus
- Australian Government, Department of Climate Change, Energy, the Environment and Water ‐ National Recovery Plan for the Platypus(2025年)
- Australian Museum ‐ Platypus, Ornithorhynchus anatinus
ブタバナコウモリ
- Mammal Diversity Database ‐ Craseonycteris thonglongyai – Kitti’s Hog-nosed Bat(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Craseonycteris thonglongyai
- Bat Conservation International ‐ Kitti’s Hog-nosed Bat
- [Thailand Department of National Parks, Wildlife and Plant Conservation ‐ Kitti’s Hog-nosed Bat 保全関連資料]
フクロアリクイ
- Mammal Diversity Database ‐ Myrmecobius fasciatus – Numbat(2026年)
- IUCN ‐ From desert frog to deep-sea molluscs, remarkable species at risk – IUCN Red List(2026年7月)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Myrmecobius fasciatus
- Western Australian Government, Department of Biodiversity, Conservation and Attractions ‐ Numbat Recovery Team / Numbat conservation
- Numbat Task Force ‐ Numbats are bouncing back!(2026年7月)
- Australian Broadcasting Corporation ‐ Numbat conservation efforts pull native species from brink of extinction(2026年7月)
低懸念(LC)でも、代わりのない一科一属一種の哺乳類
ツチブタ
- Mammal Diversity Database ‐ Orycteropus afer – Aardvark(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Orycteropus afer
- San Diego Zoo Wildlife Alliance ‐ Aardvark(随時更新)
- African Wildlife Foundation ‐ Aardvark(随時更新)
ラオスイワネズミ
- Mammal Diversity Database ‐ Laonastes aenigmamus – Kha-nyou(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Laonastes aenigmamus(最新版)
- Jenkins, P. D. et al. ‐ An unusual new genus of living mammal from the Lao PDR(2005年5月)
- Dawson, M. R. et al. ‐ Laonastes and the “Lazarus effect” in recent mammals(2006年3月)
ウロコオリス
- Mammal Diversity Database ‐ Zenkerella insignis – Zenkerella(2026年)
- IUCN Red List of Threatened Species ‐ Zenkerella insignis(最新版)
- O’Mara, M. T. et al. ‐ First field observations of the rare scaly-tailed squirrel Zenkerella insignis(2017年)
- American Society of Mammalogists ‐ Mammal Diversity Database, About MDD(2026年)

コメント
コメント一覧 (4件)
ニホンヤマネの保護状況が準絶滅危惧(NT)【環境省】と記載されていますが、2012年よりランク外になっています。
またヤマネの冬眠期間は日平均気温8.8℃を境に冬眠したり冬眠から覚めたりしますので、地域によって冬眠期間は違います。寒冷な地域では「約半年にも及ぶ冬眠」が相応しいかと思います。
杉山様
はじめまして。
ブログをご覧いただき、また専門的な見地からの貴重なご指摘、誠にありがとうございます!
頂いた内容に基づき、記事の当該箇所を修正・加筆いたしました。
杉山様の「ヤマネの生息調査」や「ヤマネのお宿」などの活動も拝見させていただきました!
コメントを頂き大変光栄です。
私自身はまだ森でヤマネに出会えたことがございませんが、いつか観察できたらと願っています。
私の住む福岡の森は乾燥が進み、シカが増加している場所が多く、昆虫の数も減っているような印象を受けており、環境の変化を肌で感じております。
この度は本当にありがとうございました。 これからもお体に気をつけて、ご活躍をお祈りいたします!
早速のご対応を真にありがとうございます
九州の照葉樹林のヤマネはほとんど冬眠しない(森林総合研究所)
https://www.ffpri.go.jp/research/saizensen/2015/20150615-02.html
まだ未知につつまれた温暖な九州の照葉樹林で…鹿児島県大隅半島では冬眠期間が20日未満であることがわかりました。ほとんど冬眠しないヤマネの存在が発見されたのは日本で初めてです。
温暖な照葉樹林では、冬でも食料を得られるために冬眠期間が短いく、暖冬などの気候条件によっては冬眠しない個体の出現が予想され…それが寿命や生態にどのような違いをもたらしているのかはまだ不明で…今後、九州のヤマネを調査することで「冬眠すること」と「冬眠しないこと」の意義があきらかになる…そうです(≧▽≦)
ですから更なる九州のヤマネ調査の進捗が望まれます…
この度は真にありがとうございました。
杉山様
重ねて貴重な情報をいただき、ありがとうございます!
九州のヤマネに関する論文(森林総研)も、拝読しました。
「冬眠しないヤマネ」が日本にいるとは驚きです。
先ほどご教示いただいた「分岐点となる8.8℃」と、九州各地の平均気温を照らし合わせてみたのですが、非常に納得がいきました。
調べてみると、鹿児島市は、1月でも平均8.5℃前後あり、冬眠ライン(8.8℃)を行ったり来たりしていますね。
これなら冬眠しない個体がいても不思議ではないと感じます!
一方で福岡市は12月〜2月は9℃を下回りますが(6.6〜9.1℃)、11月や3月は活動していそうです。
私の住む福岡の森でも、まだギリギリ活動している可能性が高いと分かり、森へ行った際に「ヤマネ探し」という楽しみが増えました。
もし幸運にも観察できましたら、ご報告いたします。
お忙しい中、貴重な情報をありがとうございました!
鹿児島市の平均気温(11月〜3月)
11月:15.9〜16.2℃
12月:10.6〜10.9℃
1月:8.5〜8.7℃
2月:9.8〜9.9℃
3月:12.5〜12.8℃
福岡市の平均気温(11月〜3月)
11月:13.8〜14.2℃
12月:8.9〜9.1℃
1月:6.6〜6.9℃
2月:7.4〜7.8℃
3月:10.4〜10.8℃